蓮の育成用土

記事作成:2023/04/17
 

	蓮は本来、沼地などの泥地に生育しています
	食用となる蓮根等も水田で栽培されており、育成には泥が最適です
	ではどういった泥が最適なのか?
	やはり田んぼの土が一番最適なのですが中々手に入らない方もいると思います
	ここでは蓮に最適な土、又は蓮を十分に育てることができる土造りについて紹介したいと思います

	まず田んぼの土(荒木田土)がない場合、下記の土の配合で代用が可能です
	・黒土
	・芝の目土/赤玉土(小粒)

	配合は1:1くらいで、ここに完熟牛ふんを少し混ぜるといい感じになります
	赤玉土を使う場合はよく捏ねて粒を無くすといい感じの土になります
	(おすすめは芝の目土ですがお好みの方を選んでください)

	よくある園芸用土の花の土や腐葉土は適しません
	蓮根が腐敗して腐ったり生育不良となります
	このように土造りもひと手間加えるとより蓮の生育を促すことができます
	面倒に思うかもしれませんが是非このひと手間を惜しまずに挑戦してみてください
	下記に用土別蓮を育成したデータを記載しておきます


用土別 蓮の生育可否
用土可否備考
田土(荒木田土)
砂土 風で葉や花が倒れやすくなる、肥料の持ちが悪い
赤玉土
(小粒・単体使用)
冬場に寒さが蓮根に伝わりやすいのか春まで持たないことがある
赤玉土
(小粒を練って泥状にしたもの)
園芸用花の土 × 蓮根が腐る
腐葉土 × 蓮根が腐る
混合土
(練った赤玉土・黒土)
配合は1:1で問題なし
混合土
(芝の目土・黒土)
配合は1:1、芝の目土はキバナハス系と相性が良い模様


	混合土は黒土がやや少なめが良いような気がします

	用土に関して疑問やご意見があればご連絡ください
	また、「この土はどうなのか」といったものに関しては可能であれば検証して結果を掲載したいと
	思っております



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